BSE
BSEは、これまで行われた研究の結果、特定危険部位以外からの感染はないとされており、食肉や牛乳は食べても問題はありません。国内の加工食品についても、特定危険部位が除去された食肉を使用しているため、食べても問題はありません。
BSE発生国からは国産牛肉と同等な安全性が確認された場合を除き、牛肉の輸入が禁止されています。
米国・カナダ産の牛肉・内臓については、食品安全委員 会の健康影響評価結果で、日本向け輸出プログラムが守られれば、国産とのリスクの差は非常に小さいとして、輸入を再開しました。
現在厚生労働省、農林水産 省ではチェック体制を強化し、監視を行っています。
牛肉の加工食品については、BSE発生国(米国・カナダを含む)からの輸入を禁止しています。
平成13年9月21日に日本国内で初めてBSEの発生が1頭確認されて以来、平成19年2月5日現在で32頭確認されています。
これらの牛の食肉、内臓などはすべて焼却処分されており、市場には流通していません。
ご安心に!
牛がBSEになった場合、異常プリオンは特定危険部位[頭部(舌、頬肉を除く)、せき髄、せき柱、回腸遠位部(盲腸の 接続部分から2メートル以内)]に蓄積していると言われています。
そこでこの部分を除去・焼却することを義務化し、さらにBSEの全頭検査を開始しまし た。
その後、平成16年に内閣府食品安全委員会でBSE問題全般について科学的な評価、検証の議論が開始され、厚生労働省は、BSEの検査対象を21ヶ月 齢以上としました。
各自治体では、消費者対策として、当面の間20ヶ月齢以下の牛も、検査しています。
人にも以前からクロイツフェルトヤコブ病(CJD)などの海綿状脳症がありましたが、近年、従来のCJDとは違う特 徴を持つ「新変異型クロイツフェルトヤコブ病」(vCJD)が確認され、原因としてBSEとの関連が指摘されています。
世界ではイギリスの162人を含 め、196人発症しています。いずれも、BSEが多発したイギリスに関係の深い人たちで、BSEにかかった牛の特定の内臓を食べたことが関係していると考 えられています。
日本では平成17年2月にvCJDの患者が確認されましたが、平成元年頃イギリスに滞在しており、その時にかかった可能性が有力とされています。
BSEは昭和61年にイギリスで報告されて以来、ヨーロッパを中心に発生しています。BSEに感染した牛やスクレイピー(羊の海綿状脳症)に感染した羊などの内臓を肉骨粉にして飼料に混ぜ、離乳食として牛に与えていたためBSEが広がったとされています。
BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)は牛海綿状脳症という牛の病気です。牛の脳に空洞ができてスポンジ状になり、異常行動などの神経症状をおこします。BSEの原因は、ウイルスよりも小さいプリオンというタンパク質の異常です。